分科会について(第6分科会)
参加している人の多くが色々考えているのは良くわかった。
しかし、多くの人が共生、差別の無い、障害者も健常者も同じと言うことをいっていた
が、障害者の雇用については障害者と健常者を別けて障害者を特別視して雇用すると
言うことを進めている。
これって、実は単に会社のほうの施しなんじゃないかなと感じた。
弱いものに施しをすることは悪くない。
しかし、それならばやはり障害者は弱者と見て、健常者とは違いがあるんだと言う事
実から目をそらしてはいけないと思う。
コーディネーターの八木原先生が発表に際して障害者と言う言葉を使わないようにし
てそれでも発表ができたと言っていたが、それはあくまでも障害者問題の話し合いの
場だからできたことだと思う。
そうでない場で障害者の話しをしようと思えば、そういう言葉が出るのは当たり前だ
と思う。
他にもグループ討論で障害者の「害」の字をひらがなで「がい」にしている話しや
「障害者問題」と言うネーミングが良くないという人がいたが、そんな言葉狩りに気を
使うことが一番の差別だと感じる。
そのことから目を背けても何も発展はしない。
障害者は特別では無いというのなら、障害者も健常者と一緒に就職活動ができる道を
探さないといけない。
普通に倉庫管理でハローワークで募集したら、そういう仕事ができる障害者の人も募
集してくる。
経理事務募集でその会社がバリアフリーが整っている会社なら普通に車椅子の人など
が面接に来る。
そういうふうな障害者を憑く別に募集しなくても障害者の方を雇用する機会が生まれ
る、そういう世界を目指しそういう活動をするのなら障害者は特別じゃないと言って
いいけど、
就職は別で障害者を特別に雇用しようと思わなければ障害者の方を雇用する機会がな
い状況では「説得力が無いよな」と感じた。
障害者を雇用しましょうと考えている以上、障害者の方は特別なんだと言う事実から
目をそらしちゃいけないのに、目をそらして同じ人間なんだというから話しがおかし
くなるように感じた。
あくまでも弱者に施しをしている。
でもその弱者の雇用も国からの補助や安い給料などから十分戦力になって単に施しを
しているだけでなくメリットもあるんだよ。
高田社長は実際に雇用されていてしっかりした考えをもたれていたのでそういう考え
のように感じた。
しかし八木原先生や学生の人々、障害者の援助団体の方はそうでなく同じ人間なんだ
からマイナスの部分は特別視するな。
かといって優遇はしろ。と言う感じに聞こえて仕方なかった。
グループ討論でよい発言だなと思ったのは、障害者の就職支援を協同求人の場でも
行ったらどうかという話しだった。
記念講演について
非常に面白く考えさせられる内容だった。
宋社長は家族的経営はダメだとおっしゃっていたが、話しを聞いて自分は逆に家族的
経営で無いとダメだと感じた。
社長は父親であり、社員は子供であり時には弟や連れ合いだったりする。
子供はいつか巣立ち家を出て行くように、その会社を辞めて独立を考えたり別の会社
に転職しようという者が居ればその道が良いのか親身になって聞いて、本人が旅立つ
気持ちに迷いが無ければ行かせてあげる。
本人が出て行くつもりが無く弟や時には連れ合いのようにパートナーとして一生協力
してくれる人も居る。
社長は去るものは少し追ってそれでも去ろうとするものには祝福してさらせる。
残るものには残ったことを後悔させないようにする。
そういう気持ちが大事で、娘を結婚に行かせたくないと言うような父親になっちゃい
けないんだなと強く感じた。
後は色んな人から言われるが、
経営者が透明性を持って本当に隠さなきゃいけないこと以外は基本的には透明で居る
ことが大事、
中小企業に必要な人材の条件は「ずば抜けた能力を持っている人間」よりも「相性が
合う人間」である。
高田社長もおっしゃっていたが、作業を「機械を立ち上げるためのボタンを押す」く
らいまで細分化すると効率が上がる。
など、大変面白く話されながらためになる話しだった。
実行委員をして
望月実行委員長の想いがもの凄く伝わった。
何より台風が来ていながら2日とも懇親会前は晴れていたという天候に恵まれたの
は、本当に望月実行委員長の一年半に及ぶ禁酒という願掛けの結果が出たように感じ
た。
と共にとこまでの想いでことを成せば周りはついてくるという良いお手本を見させて
いただいた。
(株式会社ヤマザキ 山崎高志)