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障害者問題全国交流会感想文

ご参加並びに準備にご協力頂いたみなさま、本当にありがとうございました。

障害者委員会に参加したての頃、私は『共生社会』という言葉はなんだか理想を語っているだけのように思っていました。

もっと大事なことが山ほどあるんじゃないか?と。

でもどうもそんなことではないらしいと最近になって気付きました。

世界でも希な少子高齢社会の日本では、国が生き残るために否応なく『共生社会』への対応が必要になります。

今まで戦力ではなかった人たちを戦力にしないと、働き手がいなくなり、暮らしていけなくなるでしょう。

新しく働き手になる人は、外国人かもしれませんし、老人かもしれません。障害者雇用はその中の一つの可能性です。

遠くない将来、街には外国人や老人や障害者がたくさんいて、生産も消費も国内中心の中小企業は、その人達の生産力と消費力を抜きにしては経営が成り立たなくなるでしょう。

その時、数少ない日本人労働者は大企業に集中し、即戦力の障害者も特例会社方式でごっそり引き抜かれているでしょう。

そんな危機感から、同友会は25年前から、障害者を中小企業が戦力化するための様々なノウハウを蓄積してきました。

2年に1回の全国交流会は、先行する企業にそのノウハウを披露して頂き、知恵を共有しようとしている企画。

日本においての『共生社会』とは、目指す理想というよりも、否応なしに対応策を問われる問題点。

それが、今私がたどり着いた感想です。

(田中企画 田中順)

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障害者問題全国交流会感想文

第五分科会に参加しました。
内容は、障害者を雇用している事業主、現に働いている障害者、支援団体の担当者、
それぞれの皆さんの報告で、
事例として、知的障害、精神障害、身体障害、それぞれの雇用事例が発表されました。

どの報告も、大変興味深いものでしたが、
一番印象に残ったのは、最後に話された報告者安西氏の言葉で
「障害を武器にする」というものです。

つまり、「それぞれの特性を活かして仕事を請け負う、企業に売り込む」ということなのですが、
具体的な事例として、全盲の方々のアドバイスからシンプルな携帯電話が製作され、
高齢者を中心に大ヒットしていることで、大手メーカーの商品企画開発に加わっている例や、
連携チームを作り、クレジットカード会社などからデータ入力の仕事を請け負っている例を
話して下さいました。

健常者では気づかない、障害を持っているからこそ分かることが武器になるという、いい事例でした。
同時に、仕事をスムーズに回すための仕組み作りがまた素晴らしいものでした。

知的障害を持つ方の中には、真面目でやさしい方がおられること、
精神障害を持つ方の中には、非常に頭の良いかたがおられること、
盲目の方は、聴覚が優れ、会議録のテープおこしなどが得意な方がおられること、
聴覚障害の方の多くは、読書家で膨大な知識をもち、文章が得意な方がおられること、
など・・・多くの情報を得ました。

グループ討論の中では、「経営者の気持ちのあり方が非常に重要であること」
「障害を差別するのではなく、区別することは必要であるが、これは、障害者に限ったことでは無く、
健常者であっても、誰彼構わず雇用することは出来ないのと同じことであり、
適切に判断して、仕事の場を考えることが重要であること」
などが話されました。

大田支部からの参加者で、現に身体障害者を雇用している経営者は、
「障害者であっても、ちゃんと戦力になっている。ボランティア精神だけなんて
とんでもない(おこがましい)、ウチみたいな中小企業にそんな余裕はないですよ。」
と真剣に語っておられ、また、沖縄同友会から参加された方は、
「弊社では、健常者と障害者に賃金面での差はありません。これは、社長のポリシーです。」
とキッパリ言い切っておられました。

適材適所とよく言いますが、障害者であろうが、健常者であろうが、
働いてくれる人たちの特性を活かした職場や、仕事を作ることは、
まさしく経営者の仕事なのだと痛感しました。

正直申し上げて、このような分科会に参加しなければ、私の障害者雇用についての知識は
皆無に等しいままでした。

分科会終了後の、懇親会の席で他の分科会に参加された方の感想をお聞きしましたが、
皆さん、非常にためになったと言っておられて、どの分科会も満足の高いものだったようです。

今回のようなイベントは、どんどん外部に発信してゆくべきだと思います。
沢山の勇気と、ヒントを頂きました。
同友会内外の多くの経営者に伝わると良いと思います。
(SKSコンサルティング・砂川)

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障害者問題全国交流会感想文

分科会について(第6分科会)
参加している人の多くが色々考えているのは良くわかった。
しかし、多くの人が共生、差別の無い、障害者も健常者も同じと言うことをいっていた
が、障害者の雇用については障害者と健常者を別けて障害者を特別視して雇用すると
言うことを進めている。
これって、実は単に会社のほうの施しなんじゃないかなと感じた。

弱いものに施しをすることは悪くない。
しかし、それならばやはり障害者は弱者と見て、健常者とは違いがあるんだと言う事
実から目をそらしてはいけないと思う。
コーディネーターの八木原先生が発表に際して障害者と言う言葉を使わないようにし
てそれでも発表ができたと言っていたが、それはあくまでも障害者問題の話し合いの
場だからできたことだと思う。
そうでない場で障害者の話しをしようと思えば、そういう言葉が出るのは当たり前だ
と思う。
他にもグループ討論で障害者の「害」の字をひらがなで「がい」にしている話しや
「障害者問題」と言うネーミングが良くないという人がいたが、そんな言葉狩りに気を
使うことが一番の差別だと感じる。
そのことから目を背けても何も発展はしない。

障害者は特別では無いというのなら、障害者も健常者と一緒に就職活動ができる道を
探さないといけない。
普通に倉庫管理でハローワークで募集したら、そういう仕事ができる障害者の人も募
集してくる。
経理事務募集でその会社がバリアフリーが整っている会社なら普通に車椅子の人など
が面接に来る。
そういうふうな障害者を憑く別に募集しなくても障害者の方を雇用する機会が生まれ
る、そういう世界を目指しそういう活動をするのなら障害者は特別じゃないと言って
いいけど、
就職は別で障害者を特別に雇用しようと思わなければ障害者の方を雇用する機会がな
い状況では「説得力が無いよな」と感じた。

障害者を雇用しましょうと考えている以上、障害者の方は特別なんだと言う事実から
目をそらしちゃいけないのに、目をそらして同じ人間なんだというから話しがおかし
くなるように感じた。
あくまでも弱者に施しをしている。
でもその弱者の雇用も国からの補助や安い給料などから十分戦力になって単に施しを
しているだけでなくメリットもあるんだよ。
高田社長は実際に雇用されていてしっかりした考えをもたれていたのでそういう考え
のように感じた。

しかし八木原先生や学生の人々、障害者の援助団体の方はそうでなく同じ人間なんだ
からマイナスの部分は特別視するな。
かといって優遇はしろ。と言う感じに聞こえて仕方なかった。

グループ討論でよい発言だなと思ったのは、障害者の就職支援を協同求人の場でも
行ったらどうかという話しだった。
記念講演について
非常に面白く考えさせられる内容だった。

宋社長は家族的経営はダメだとおっしゃっていたが、話しを聞いて自分は逆に家族的
経営で無いとダメだと感じた。
社長は父親であり、社員は子供であり時には弟や連れ合いだったりする。
子供はいつか巣立ち家を出て行くように、その会社を辞めて独立を考えたり別の会社
に転職しようという者が居ればその道が良いのか親身になって聞いて、本人が旅立つ
気持ちに迷いが無ければ行かせてあげる。
本人が出て行くつもりが無く弟や時には連れ合いのようにパートナーとして一生協力
してくれる人も居る。
社長は去るものは少し追ってそれでも去ろうとするものには祝福してさらせる。
残るものには残ったことを後悔させないようにする。
そういう気持ちが大事で、娘を結婚に行かせたくないと言うような父親になっちゃい
けないんだなと強く感じた。

後は色んな人から言われるが、
経営者が透明性を持って本当に隠さなきゃいけないこと以外は基本的には透明で居る
ことが大事、
中小企業に必要な人材の条件は「ずば抜けた能力を持っている人間」よりも「相性が
合う人間」である。
高田社長もおっしゃっていたが、作業を「機械を立ち上げるためのボタンを押す」く
らいまで細分化すると効率が上がる。
など、大変面白く話されながらためになる話しだった。
実行委員をして
望月実行委員長の想いがもの凄く伝わった。
何より台風が来ていながら2日とも懇親会前は晴れていたという天候に恵まれたの
は、本当に望月実行委員長の一年半に及ぶ禁酒という願掛けの結果が出たように感じ
た。
と共にとこまでの想いでことを成せば周りはついてくるという良いお手本を見させて
いただいた。

(株式会社ヤマザキ 山崎高志)

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